第9回 東部海浜開発事業検討会議 報告(新港展望台編)
2007年6月4日(虫歯予防デー)、午後12時50分より、
第9回 東部海浜開発事業検討会議 が開催されました。
今回は新港地区への視察と、新港地区に隣接する人工干潟の視察がメインです。
東部海浜開発事業は埋立後の利用に関する事業であり、新港地区の経緯や現状はあまり関係ないのかもしれません。
しかし、埋立の目的の一つである「新港地区航路の浚渫土砂の捨て場」ということを考えると、やはり現状の新港地区の状況は見ておきたい。
また、新港地区に入居している企業さんにも見学させてもらえるので、航路の必要性は生の声として聞けるという期待があります。
そんな感じで、泡瀬地区の埋立事業を知る上で新港地区の視察は避けて通れないわけです。
ということで、市役所から何台かの車に分かれて出発です!
まず行った場所は、新港地区の中央アタリにある緑地公園。
できたばかりと言う感じで、とってもきれい。
こんないい公園があったなんて!
この公園の地図
で、この公園の横に展望塔が。
この展望塔、残念ながら管理用で一般の方は利用できないそうです。
解放したらいいのにね。
安全面なんかからむずかしいのかな。
エレベーターで展望室へ。
すると、目の前広がる
大パノラマ!
すご~~~く見晴らしがいい!
しばし景色に見入ってしまいました。
肝心の新港の様子ですが、やはりFTZの分譲地区の
多くは空き地。
しかも
荒れ放題。
目を右にずらすと
未整備の港が。
奥に見える干潟部分、ここは地図で見ると整備されていることになっています。
でも実際はこのように干潟が残っている状態です。
市の方の話では、
港が整備されていないから、企業が入居しない、できない。
現状では、土地はできても道がないのと同じ状態。
航路浚渫、港湾整備がされなければ、いつまでもこの状態が続くのでは?とのこと。
たしかに、道がない土地は誰も買わない。
ここは直接海外への輸出が可能な特別自由貿易地域ですが、
輸出する手段がなければここの魅力は半減するだろうと思います。
よく新港地区は空き地だらけで失敗だとか言われますが、失敗しているのではなく
まだ始まっていない場所なんですね~。
土地も、荒れ放題なのではなく
港が整備されるまで買い手がつかないから、必要以上に手を入れていないと言う状況だと理解しました。
なるほど。
ここを見ただけでも、航路浚渫が重要性だと言う意味がある程度理解できます。
見てみないとわからないことが多いですね。
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